ジュネーブ
ジュネーブは、アルプス山脈とジュラ山脈に囲まれたレマン湖の南端、スイスの最西端にあります。標高370mに位置し、夏でも大体25度以下の涼しい気候です。日本に比べると湿度も低く、日当たりによっては寒く感じることもあるので、いつでも一枚上に羽織れるものを持ち歩くようにしましょう。
レマン湖は下弦の月型をしたスイス最大、ヨーロッパでも2番目に大きな湖で、空高く138mも吹き上げる噴水と、夏に咲く4万本のバラの花がジュネーブ一帯を彩ります。レマン湖の対岸にあるのは、天然水で有名なエヴィアンです。町にはアルヴ川とローヌ川が流れ、豊かな自然の中で様々なアウトドアスポーツを楽しむこともできます。
他の国際都市と比べれば小さな町ですが、ジュネーブは紛れもなく国際都市です。赤十字発祥の地であり第二次世界大戦前には国際連盟の本部もあったこの町には、今もたくさんの国連関連機関があり、様々な国籍の人たちが生活しています。また、スイス第二の都市として、宝石に時計、食品に精密機械などの生産や、銀行取引の中心地としての役割も持っています。街中が清潔で整備も行き届いていて、発達した公共の交通機関網は観光にも便利です。
ジュネーブまでの電車は、スイス国内からはもちろん、すぐ隣のフランスからも乗り入れています。中央駅であるコルナヴァン駅の中には、貸し自転車屋さんや観光案内所も完備されています。国際バスは、ルティエール駅に着きます。船で湖を渡ってジュネーブに行くのもロマンチックです。車は、駐車場に不便するので控えた方が無難です。どうしても車で行く場合には、町の外に停めてしまいましょう。ちなみに駐車場は有料です。
カルヴァンが活動したサン・ピエール大聖堂の塔の上からは、ジュネーブの町を一望できます。また、大聖堂のそばにあるタヴァル家は、14世紀に建てられたジュネーブ最古の家で、1986年から博物館として無料で公開されています。内部には当時の品々も展示されていて、この地方の人たちが中世にどのような生活を送っていたかを知ることができます。大聖堂の西側にある思想家ルソーの生家も、今は記念館として利用されています。
モンブラン橋近くの英国庭園には文字盤の大きさが4mもある花時計があり、散歩の途中にぜひ立ち寄ってみたい場所です。せっかくスイスに来たのなら、時計博物館に行って、歴代の時計たちを眺めてみるのも面白いでしょう。
