スイス連邦

ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンス語の4つを公用語とする永世中立国家スイス。たいていは4つの言語が併記されていますが、国民全員が4言語全てを操れるわけではありません。地方ごとの方言も激しく、たいていは生まれ育った地方の言葉と英語、それからもうひとつ程度です。観光地ではほとんど英語が通じるので心配ありません。

スイスと言えばアルプス山脈、これはもう有名です。でも、世界でも屈指の美しさを誇る湖や川、ミュージアムやスパがあることはご存知でしょうか。アルプス山脈とジュラ山脈が国土の7割を占めるこの国は、土地の高低差が4,500m近くあり、豊かな自然の美しさを生み出しています。湖の畔で日光浴をしたり、世界最高峰の山々でスキーをしたりと、楽しみ方は様々です。

スイスは13の地域に分けられていて、それぞれに異なる自然がそれぞれの地域の魅力の元になっています。国全体の人口は700万人ですが、首都ベルンに12万人、最大の都市チューリッヒにすら35万人しか住んでいないことを考えると、いかにこの国の魅力が国中に散らばっているかを理解することができるでしょう。国連に加盟したのが2002年、欧州連合にはまだ未加盟のこの国は、独立心や自尊心の強いヨーロッパの典型とも言える国です。複数の民族が平和に共生し、拡大を続ける欧州連合の鏡として、いまだに中世ヨーロッパ的魅力を持ち続けています。