ブラチスラヴァ

スロバキアの首都ブラチスラヴァはカルパチア山脈とドナウ川の間、オーストリアやハンガリーの国境の近くにあるため、政治的に複雑な歴史を持つ町ですが、豊かな博物館や見事なお城、驚くほど保存状態の良い建築物の数々は、隠されたプラハかと思うほどです。ハンガリーの作曲家リストが好んだ町でもあり、オペラハウスも有名です。

ドナウ川沿いにあるこの小さな首都には、市立歴史博物館、国立歌劇場、国立アートギャラリー、ワイン博物館などたくさんの博物館や美術館がひしめき合っています。旧市街地やドナウ川の間にあるフヴィエツドスラヴォヴォ広場は、晴れた日にみんなが集まる広場です。散歩をしている恋人たちや、チェスに興じる老人たち。この広場の東側には、安値で泊まれるホテルや手軽なレストランがたくさんあります。スロバキアソーセージを路上で買い食いしたり、300年の歴史あるパブで飲のも楽しいでしょう。

ドナウ川の土手の上には、美しいブラチスラヴァ城がそびえています。この城のある場所には、紀元前600年、ローマ時代に最初の城が建てられました。以来この場所は様々に支配されてきましたが、近年になって改装され、今では一部が博物館となっています。お城の裏側には、散歩にちょうどいい道がたくさんあります。複雑な歴史的背景も手伝って、この町を歩くのは、他の東欧の町を歩くのとはちょっと違った感覚で、新たな発見があるかもしれません。

ヨーロッパ内の格安航空会社が増えたことで、スロバキアへの観光客も確実に増えつつあります。ブラチスラヴァ空港はブラチスラヴァ市内から北西にわずか数kmの場所にあり、市内までも電車やバスで15分程度です。銀行やレストラン、土産物屋にビジネスクラスラウンジ等の設備も他の国際空港に劣りません。このあたりの気候はいつも穏やかなため、飛行機の遅延等の心配はほとんどありません。ヨーロッパの主要都市には毎日定期便が出ていますし、世界中の都市への便も週単位でたくさんあります。格安飛行機の登場が、スロバキアの観光都市としての人気に一役買っています。