ニーダ

ヴィリニュスが内陸部にあるのに対して、ニダは、リトアニアのバルト海の海岸沿いにある小さな町です。98kmの長さを持つ細長い半島に囲まれた海があり、半島の先端はロシアとの国境です。半島全体が国立公園となっていて、ユネスコの世界遺産にも登録されています。住民は数千人しかいませんが、一年を通してたくさんの旅行客の訪れる美しい場所です。

ニダは、かの有名な作家トーマス・マンが一度家族と訪れた際に気に入って移り住んだ町でもあり、トーマス・マンの記念館もあります。手書きの原稿が展示されているのはもちろん、記念館の周辺の町並みもたいへん素敵で、彼がこの町を気に入ったのにも頷けます。

この町には、その独特な地形ゆえに、世界でも有数の砂丘があります。最近の土地の改良や植林により土地の侵食は減少しましたが、この砂丘は今でも美しいパワーを持ち続けています。温かい夏の日には、裸足で砂丘の上を散歩するのも気持ち良さそうです。