ローマ
「全ての道はローマに通ず」と言うように、ローマにはまさにたくさんの飛行機や電車が乗り入れています。今も発掘が続くローマは、町中に遺跡があり、全て見てまわろうと思ったら何日あっても足りません。ヴァチカン市国内だけでも、きちんと見ようと思えば数日かかってしまいます。旅の長さに合わせて、大事なものを見逃さないようにしっかり計画を立てましょう。
たくさんある遺跡の中でも、たぶん最も有名なのはコロセウムでしょう。紀元80年頃にティトゥスにより完成されたローマ時代最大の円形劇場で、5万人以上の観客を収容できる規模を持ち、様々な格闘が演じられました。この場所は今でもローマの町の中心で、日々たくさんの人を魅了し続けています。コロセウムを見終えたら自転車を借りて、有名無名問わず町のあちこちにある遺跡を巡りましょう。何千年もの歴史を一気に目の当たりにすれば、きっと知的好奇心がぞくぞくと掻き立てられるに違いありません。そんなときのために、世界史の資料集を一冊持っていくのも名案かもしれませんね。
バチカン市国はローマの中にあり、カトリック教会の総本山として、サン・ピエトロ大聖堂、システィナ礼拝堂の他、数多くの重要な資料を保管しています。人口千人弱のバチカン市国は国ですから、行くときにはパスポートを忘れずに。服装にも気をつけましょう。大聖堂の入場は無料で、隙間なく装飾された豪華な建物と神聖な雰囲気には、思わず圧倒されてしまうことでしょう。バチカン美術館にはダ・ヴィンチやラファエロだけでなく、エジプトや古代ギリシャなどの品々もたくさん納められていて、何度も通いたくなるほどの見事さです。運が良ければ、広場にいる巡礼者に挨拶するローマ教皇を目にすることもできるかも知れません。
見ても見ても見切れない遺跡や教会や聖堂だけでなく、ローマにはまだまだたくさんの見所があります。スペイン広場にトレビの泉に代表されるような広場や噴水は、町のいたるところにあり、どれも古くからの名作ぞろいです。歩きつかれたら、広場に面したカフェやレストランで休憩しましょう。ただしカプチーノは午前中の飲み物ですからご注意を。石畳のくねった道に沿って歩けば、どんどんローマの魅惑に引き込まれていってしまうことでしょう。
