コーク

コークは、アイルランドの南西部にある人口10万人強の町で、アイルランド第二の都市です。コークの人たちはアイルランド中でも特にアクセントの強い話し方やゆったりとした生活スタイルで知られていますが、一方で反骨精神も強く、かつてイギリスに対して起こした反乱や首都ダブリンへの対抗心などでも有名です。

コークは、リー川の中流にあるアイルランドで2番目に大きな都市で、7世紀から教会を中心に発展してきました。川にはたくさんの橋が架かっていて、岸と岸をつなぐボートも運航されている水上都市です。水辺に浮かぶこの小さな都市には、カラフルな家々が立ち並び、水面に反射する景色の美しさはまるで絵本のようです。

風に吹きさらされた海岸の岩肌は、険しいながらもアイルランド特有の華やかさを持っています。盆地の肥えた土壌には艶やかな農場があったり、最西端には砂岩丘があったりと、コーク地方は地理的にも特徴的な場所です。複雑な海岸線に砂浜、空と海の青と草原の緑。コークの景色や自然の美しさは、何年もこの場所に留まっていたくなるほどです。近郊にはミドルトン・ベリー・レアというアイルランド随一のウィスキー工場もあり、麦芽がグラスに入るまでの工程を見学したり、バーでウィスキーの試飲を楽しんだりもできます。

滞在には入り江沿いにある家を借りて、浜辺で乗馬を楽しんだり、焚き火をしたり、打ち寄せる波の音に耳を澄ましてみたりしましょう。海岸沿いを歩いて潮溜りや河口を見に行ったり、天気の良い日は鯨を見に行くツアーもあります。夏にはもちろん、サーフィンやボディボードなど、海に入って遊ぶこともできます。

コーク地方は広大な自然に恵まれ、多様な風景や人々は、アイルランドの縮図ともいえます。次の旅行では、ぜひコークを訪れて、町の人たちの歓迎を受けましょう。