リバプール

人口約50万人のリバプールは、ビートルズが誕生した町でもあります。2008年の欧州文化首都に選ばれたこの町には、ミュージアムや立派な建築物がたくさんあり、世界中から多くの人がやってきます。海運都市として発達しただけあって海岸も美しく、2004年にはユネスコの世界遺産に登録されました。

リバプールにもミュージアムがたくさんあります。テートリバプールは、名前からも想像できるように、ロンドンのテートモダン美術館の姉妹ギャラリーです。20世紀以降の現代アートを中心に、テート・コレクションからの選りすぐりの作品や、世界中の美術館から貸し出された特別展など、常に必見の逸品が揃っています。その他にも、リバプール博物館のプラネタリウムに子どもも楽しいマリタイムミュージアム、港博物館の奴隷貿易展示室やウォーカー美術館の中世巨匠達の名作など、ミュージアム好きな人や歴史に興味のある人たちにはたまらない町です。

一流の職人技が施された建築物を見て回るなら、ホープ通りにあるふたつの大聖堂は外せません。1967年にできたばかりのコンクリート製現代的メトロポリタン大聖堂は、一見したところまるで教会には見えません。こちらも1978年に完成したばかりの英国最大の英国教会(アングリカン)大聖堂には100mの高さの塔があり、上から一望する港や市内は絶景です。

ビートルズファンのメッカでもあるリバプールには、数え切れないほどたくさんのビートルズゆかりのアトラクションがあります。 中でも、ビートルズ・ストーリーというビートルズの記念博物館にはビートルズの使用していたギターなどが展示されていて、ビートルズファンでなくても十分楽しめる内容になっています。マジカルミステリーツアーでは、バスに乗ってビートルズの育った場所や、Penny LaneやStrawberry Fieldsなど彼らの曲に関係ある場所をあちこち見て回ることができます。ヒット前のビートルズが演奏していたCasbahやCavernなどのクラブもまだあって、ビートルズの思い出の品々が飾られた店内で飲みながら夜を過ごすのも旅の良い記念になることでしょう。

もちろんリバプールにも、かわいらしいお店やブティックがたくさんあります。ロンドン以外にはこの町にしかないお店も多くあり、わざわざリバプールの外から買い物に来る人もいます。Cavern Walksでウィンドウショッピングを楽しんだりカフェで休憩したりして、しばし本来のリバプールを満喫しましょう。

長い間ロンドンに影に隠れていたリバプールも、今では、優れたロックンロールをはじめとする文化の町になりました。ロンドンからなら電車に揺られて2時間強。イギリスに行ったら、一度は行ってみたい町です。