ザグレブ

ザグレブは、20年前のプラハを連想させるような町で、欧州連合加盟を控えた国の首都として、経済の発展が急激に進んでいます。ヨーロッパ最多のミュージアムを持つ一方、ナイトクラブなども賑わい、成長途中の今が最もホットな町です。

ザグレブ市内は、どこへでも歩いて行くことができます。イェラチッチ侯爵広場という共和国広場には、1848年にハンガリーの侵略からクロアチアを守った英雄の像が置かれています。また、この広場に隣接するステファン大聖堂は、1899年に建設され、ネオゴシック様式の美しい2本の尖塔が特徴的です。

地元で取れたカラフルな野菜を売っている青果市場もあります。KamenitaVrataという石の門は、13世紀に作られた市街地への入り口で、1731年の火事の際に奇跡的に被害を免れた聖母マリア像を見るために巡礼者が訪れる場所でもあります。

あんまりたくさんのミュージアムがあるので、一回の旅行では見切れません。あらかじめ、行きたい場所とみたいものの計画を立てておくことをおすすめします。中でもザグレブの考古学博物館は大きく、古代文字で1200の単語が書かれた本などの興味深い資料がたくさん展示されているので、ぜひ訪れてみたい場所のひとつです。

ザグレブの町やミュージアムを歩き回って疲れてきたら、カフェに入りましょう。石畳の上に出されたオープンテラスの席で、濃いエスプレッソを飲みながら、街行く人を眺めているだけでも楽しいものです。レストランでは、地元の料理はもちろん、クロアチアの複雑な歴史の中で近隣の国々の料理と混ざってできた色々な料理が味わえます。ヤギ乳のチーズや焼き魚、ケバブにクロアチア産のワインなど、食の楽しみも尽きることがありません。

石畳の細道にガス燈の灯るカフェ、操り人形にパントマイム。言葉がわからなくたって、ザグレブの町は歩いているだけで本当に面白いところです。