ウィーン
ウィーンは、音楽や芸術が好きな人にとっては、本当にたまらない町です。一年を通して、町中の劇場やコンサートホール、オペラハウスなどで様々なプログラムが上演され、その素晴らしさも世界随一です。有名なピアニストの演奏会に、ロックコンサート。ウィーンはどちらも存分に楽しめる町です。
クラシックなものから現代アートにいたるまで、ウィーンには100を越えるミュージアムがあり、一度で全てを見て回ることは到底できません。クンストハウスウィーンは、フンデルトヴァッサーよる私設美術館で、もともと家具工場だった場所を改築して、彼自身の作品やその他の現代アートを展示しています。フンデルトヴァッサーの自由で独特なスタイルは、きっと一目で虜になってしまうことでしょう。音楽や料理、建築や人形、科学などに特化されたミュージアムでは、それぞれの興味にあった展示を心ゆくまで楽しんでください。
聖ステファン大聖堂は1365年に建てられたゴシック様式の教会で、ウィーンの長い歴史が詰まった場所です。赤大理石でできたフリードリッヒ3世の墓所やアントン・ピルグラム作の「説教壇」は必見、体力に自信のある人は地上72mの塔に登ってウィーン市内を見渡してみましょう。
1695年、レオポルド1世によって建てられたシェーンブルン宮殿もウィーンにあります。ハプスブルク家の離宮だったこのシェーンブルン宮殿の部屋数は1500近くあり、敷地内には動物園や馬車博物館、劇場にコンサートホールと、まさに何でもあります。マリア・テレジアなどが暮らしたこの宮殿の22の部屋、もしくは40の部屋を回るツアーもあります。美しい庭園と豪華な建築は世界遺産としても登録されていて、かつてこの場所で栄光を手にした一族の面影をしのばせます。
変わったものが好きな人は、2001年に新しくできたガソメーター(通称G-town)に行ってみましょう。ここは、映画007などの撮影にも使用された、1899年築、高さ75mの4基のガスタンクを改造して作られた地下鉄駅直結施設です。中には70ほどのショップやレストランの他、映画館や事務所、学生寮や一般住宅まで入っています。4基の元ガスタンクは高架橋でつながっていて、一見の価値ありです。
ウィーンの文化を体験してみたい人はカフェに行ってみましょう。ウィーンのカフェは、イギリスのパブのように、町の人たちにとって大切な交流の場所となっています。小洒落たカフェの窓際に座ってクリームののったウィンナーコーヒーを飲みながら、外を歩く人を眺めているだけあっという間に時間は過ぎていきます。
ドナウ川散歩も忘れてはいけませんよ。ドナウ川の周りには、プラター遊園地とドナウタワーなど新旧様々な文化が垣間見れるスポットがたくさんあり、早朝や夕方の散歩にぴったりです。オーストリアの首都ウィーンは、長く複雑な歴史が残した豊かな文化の町です。
